2月26、27日の2日間で谷川岳いってきました(^-^)
行程は
谷川岳ロープウェイ~天神尾根~穴熊沢避難小屋~トマの耳~オキの耳
でした。
26日目は最高の天候に恵まれて、快晴の中登頂できました(^-^)v
すっばらしい青空!
飛んでみました!
今年も仲間と楽しく登頂できました。
これほどの晴天に恵まれたのは4年ぶり。
ほんと、天気さんありがとうございます♪
はるか遠くの山並みを見ながらの登山でした。
心透き通るような、雪の山並みでした。
この日は完全に雪に埋もれた穴熊沢避難小屋に宿泊しました。
因みに、無積雪期の穴熊沢避難小屋の写真はこちら
もう、完全に雪にうまって小屋だかなんだかわかりませんね。
いつも来るときは出入り口も完全に雪に埋まっているのですが、今回はたまたま入り口までかなり掘られていて、
1時間程度みんなでほったら小屋の扉まで到達し、中に入ることができました(^-^)
ここに1泊しました!
テーブルもあって鍋パーティ!
快適な宿泊でした(^-^)
5人全員がなんとかベンチの上にマットと寝袋で寝ることができましたが、4人がベストかもしれません。
仲間の1人がシュラフカバーを持っておらず、しかも寝た場所がたまたま壁から水がたれてきていました。
どうやら人が入ってバーナー使って室温上昇したためのようです。
彼のダウンの寝袋がべしゃべしゃになっていましたね(^_^;)
私のところもどこからか、ぽたぽたと水がたれてきました。
まあ、ゴアのシュラフカバーかけていたので大丈夫でしたが、改めて積雪期は避難小屋泊まりでもシュラフカバーは必須だなーと実感しました。
雪山で宿泊する方はシュラフカバーは用意しましょうね!特に2泊以上する方は。
詳しくはこちら⇒ 寝袋・シュラフ | シュラフカバーの必要性と選び方、使い方を比較
雪山で宿泊となると、いろいろ装備そろえるのにやっぱり30万くらいはかかるかもですね。
一気には大変なので、徐々に装備を増やしていく感じになるとは思いますが、実際に雪山いくと道具の大切さを痛感しますね。
ちゃんと準備して雪山を楽しみたいですね♪
みなさまも、ぜひ積雪期の谷川岳へ足をはこんでみてください♪
「シュラフカバー」関連ページ
目次
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆