登山から街歩き、さらには出張や自転車通勤まで一つでこなせる「ミレー ヴァリエポーチ」の真価を多角的に徹底解析します。容量0.5Lというコンパクトサイズでありながら、ケース付きの大型スマホやコンパクトデジカメが余裕で収まり、330Dナイロンの高い耐摩耗性とわずか120 gという羽のような軽さを見事に両立。加えて撥水PUコーティングと全面パッドが電子機器を雨や衝撃から守り、ベルクロ+ループの3WAY取付けが行動スタイルを選ばない。記事では公式スペックに加え、[amazon]・[楽天]の最新レビュー、実地テストの体験談を織り交ぜながら、選定ポイントやメンテナンスのコツまで余すことなく解説します。

4年以上使ってます。山と街の両立を叶える万能ポーチです!私が持っているのはミレーの旧ロゴのデザインのです。タウンユースや登山でも何度も使ってきていますので、実際使っの体験談もこのページで掲載しています。
記事のポイント
- ミレー ヴァリエポーチの特徴とメリット
- 気になる点・注意点
- 4年以上使った感想
- 使い方・付け方の解説動画
- よくある質問
著者PROFILE


経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール) 名前:Masaki T
ミレー ヴァリエポーチの特徴とメリット


主なメリット一覧
- フルパッド仕様で機器を保護
- 120 gの軽量設計
- 330Dナイロンの耐摩耗性
- ハーネス/ベルト/斜め掛け3WAY
- 大型スマホ対応の縦長形状
- インナーメッシュで小物整理
- フロントポケットに行動食収納
- キーフック標準装備
スペック一覧


項目 | ヴァリエポーチ |
---|---|
容量 | 0.5 L |
重量 | 120 g |
サイズ | 10 × 19 × 5 cm |
素材 | 330D ナイロン Washer Twill PUX2 |
参考価格 | 約3,139円 [amazon] |
衝撃に強いフルパッド構造


全面にクッション材を仕込み、スマートフォンやコンデジを岩壁への接触や転倒時の衝撃から守ります。背面パネル側が厚めで身体にも優しい当たり。内部メッシュスリーブは液晶面と他ギアの接触を防ぎ、自転車通勤の振動にも安心です。
120 gの軽量性が行動時間を支える


わずか120 gという重量は行動食1本分。ショルダーやウエストに追加してもバランスを崩さず、長時間の縦走で疲労を最小化します。軽量化と保護性能を両立した設計思想が光ります。
330Dナイロンが示す耐摩耗タフネス
生地は330デニールながらワッシャーツイル織にPUコーティングを二重施し、高い耐摩耗・撥水性能を発揮。岩稜帯で擦っても糸抜けしにくく、雨天でも内容物が濡れにくい点が信頼を集めています。
3WAY取り付けの自由度
背面ループはベルクロ+縦横通しのダブル構造。ショルダーハーネス・ヒップベルト・斜め掛けいずれも瞬時に切替可能で、冬季グローブ着用時でも操作しやすいタブ付きジッパーが助かります。
大型スマホも余裕の内部寸法


iPhone 15 Pro Maxを薄型ケースごと収納できる19 cmの高さが魅力。予備バッテリーを背面に忍ばせても角が突っ張らず、出し入れもスムーズです。



この容量の大きさがこのポーチの大きな魅力です!
行動食とギアの即アクセス性


前面ポケットにはジェルや羊羹、山専ボトルのフタ用ミニスプーンまで収納可能。休憩を取らずに栄養補給でき、行動効率が向上します。
キーフック&メッシュスリーブで紛失防止


内部キーフックにカギを掛けておけば、テント設営時の落下や釣り場での水没リスクを軽減。


メッシュ仕切りでSDカード・レンズキャップも迷子になりません。
メンテナンスしやすい撥水生地


PU二重コーティングにより泥汚れが染み込みにくく、軽いブラッシングと水洗いで簡単に汚れを落とせます。湿気の多い夏でも臭いが残りにくい点もメリットです。
ミレー ヴァリエポーチの気になる点・注意点


- タグが大きく邪魔になりやすい
- 前面ポケット開口がややタイト
- 容量0.5 Lゆえ留まる収納限界
- カラーバリエーションが少ない
- 価格差が小さいライバルの存在
タグの処理には一工夫





縫い付けタグが厚手で、スマホの角に当たると傷を心配する声があります。ハサミでカットする際は繊維がほどけやすいので、気になる方はライターで軽く炙ってほつれ止めを施すと安全です。
前面ポケットの開口幅





マチは深いのにジッパー幅が狭く、幅広の行動食や厚手のグローブは出し入れが窮屈。小物専用と割り切ればストレスは軽減します。
容量0.5 Lが許容する荷物量





必要最小限は入りますが、モバイルバッテリーとケーブル、財布を合わせると余裕がありません。荷物が多い日はザック内収納と役割分担が必要です。
ミレー ヴァリエポーチを4年以上使った感想
私は元々、「 ヴァリエポーチ」より小さなミレーの「ヴォヤージュパッデッド ポーチ」を長年愛用してきました。


スマホの買い替えに伴い、スマホが大きくなって、このポーチに入らなくなりなって困ったので、手帳ケースに入れたままでも入るポーチを探して「 ヴァリエポーチ」を追加購入しました。


確かに大きいので余裕でスマホや防水カメラも入るのですが、ポーチ自体のサイズが大きい分、登山で使っていろいろ気になることもあり、シェアしたいと思います。
- 取り付ける時は小さなカラビナ等で高さを調整
- 小物は多数入るが重くなるとショルダーハーネスの左右のバランスが悪くなる
- 中に荷物を入れすぎると足元が見えにくい
- 商品タグは邪魔なので早めに切る
- 小雨ならほとんど染みないので、スマホ入れとして有用
- ショルダーハーネスの下にカラビナでぶら下げる
取り付ける時は小さなカラビナ等で高さを調整


ただ、ショルダーハーネスに巻き付けるだけだとズリズリと下に落ちてきます。最初からあるループだけだと上に来すぎてしまいます。



そこで、上の写真のように小さなカラビナ等でボジションを固定して使うのがおすすめです。(この内容は後述の動画でも丁寧に解説されています。)
小物は多数入るが重くなるとショルダーハーネスの左右のバランスが悪くなる





ポーチ自体に小物が結構入りますが、重いもの・・・例えばスマホ+デジカメなどを入れると、このポーチを付けたショルダーハーネスだけ重みで下にさがる、下がる圧が大きくなるため、ザックを背負った時の左右のバランスが悪くなります。
中に荷物を入れすぎると足元が見えにくい


これは実際に使って気づいたのですが、ポーチ自体にある程度の厚みがあり、さらに荷物いれるとそれが膨らみます。
入るには入りますが、膨らんだ状態でショルダーハーネスに付いていると、登山時に付いてる側の足元が見にくくなります。





上の写真のような見え方になり、この場合は右側の足元がポーチで見えなくなります。基本的に登山では足元見ますので、足元の見えにくさは、かなり気になります
商品タグは邪魔なので早めに切る





購入時についているあの白い商品タグがでかすぎる+複数枚あり、はっきり行って出し入れの邪魔なので、購入したらさっさと切った方がいいです。
小雨ならほとんど染みないので、スマホ入れとして有用





完全防水ではないのですし、ジッパーも防水ジッパーでなはい普通のジッパーでが、生地自体が撥水で厚みがありしっかりしているので、そこそこの小雨であればほとんど中に水が入らないです。
最近はスマホ自体も防水仕様なので、基本的にこのポーチに入れておけばよっぽどの長時間の豪雨でなければスマホが濡れないと思います。
ショルダーハーネスの下にカラビナでぶら下げる




購入してしばらくはショルダーハーネスに付けていましたが、先程の足元見えにくい件があり、最近はカラビナ付けてショルダーハーネスにぶら下げての活用が多いです。







この方法は、以外に収まりが良く、登山中もそんなにブラブラする感じがなく、ポーチに入れたスマホもすぐ取り出せます。





ショルダーハーネスに取り付けて実使用で違和感を感じた方は、ぜひ試してみていただきたい活用方法です。
ミレー ヴァリエポーチの使い方・付け方の解説動画



ヴァリエポーチ関連の動画をピックアップしました。動画だからわかりやすいところもあると思いますので、ぜし参考にしてみてください☆



次の動画は実態に取り付ける方法を動画で解説してくれています!
ミレー ヴァリエポーチの口コミ・レビュー
軽量でも丈夫という声
「北海道縦走で雨天含む5日間使用。擦れや縫製の緩みなし」と[楽天]レビューで高評価が寄せられています。
大型スマホ収納の安心感
「防水ケース入りiPhone 13 Proが余裕で収まる」とのレビューが目立ちます。
ショルダー装着の安定性
[amazon]レビューでは「歩行中も揺れず、取り出しストレスゼロ」との意見が多数。ループ位置の絶妙さが評価されています。
タグの大きさに不満
「タグが邪魔で切り取るのに苦労した」という声もあり、細部の作り込みに課題を指摘するコメントが見られます。
コスパ面の高評価
「3,000円台でこの品質なら大満足」という評価がコストパフォーマンスの高さを裏付けています。
ミレー ヴァリエポーチのよくある質問


防水性能について 撥水加工はありますが完全防水ではありません。雨天時はジップロック併用を推奨します。
スマホとモバイルバッテリーの同時収納 薄型1万mAhタイプならiPhone 15 Pro Maxと同時収納が可能です。
洗濯方法 型崩れ防止のため手洗いをおすすめします。
全体のまとめ
- スマホ収納に最適な縦長設計
- 軽量120 gで疲労を感じにくい
- 330Dナイロンで擦れに強い
- ショルダー・腰・斜掛け3WAY
- 行動食も収まる前面ポケット
- キーフックで紛失リスク低減
- 手入れ簡単な撥水生地
- タグ処理で快適性アップ
- 競合比でコスパの良さが光る
- 山と街の両立を叶える万能ポーチ
実売価格







ヴァリエポーチは様々なデザインが販売されています。
Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。
amazon・楽天の口コミ
- スマホがぴったり入り、ジャストサイズ:ショルダーベルトに取り付ける為、購入。価格も安く非常にしっかりした作りです。他メーカーはわかりませんがコスパは良さそう。サイズ感もスマホとちょっとした行動食ぐらい入り、腕にも干渉しない為ちょうどいいです。次回の登山が楽しみです。
- 体の左側につけて右手で操作するなら使いやすい:[ミレー] リュック クーラ 40につけて使っています。荷室は二つあり体に近い側は2個ジッパーのついた左右両開きで左右からアクセスしやすいもの。体から遠い側の荷室は1つしかジッパーがない右利き用のもの。体の左側につけていて右手で操作するのはちょうどいいが、右側につけると使いにくいかもしれません。三つ折りの財布、小銭入れ、消毒用アルコールボトル、香水の小瓶、車のキーを入れておくのに本当にちょうどいいものでした。
- 見た目には大きすぎるが、スマホ2台を入れたい自分には最適で気に入りました。:欲しくなって半年検討して、ついに買いましたが、買ってよかったです。iphoneSE3を2台とキーケースを余裕で入れられるので、今までポケットに無理やり入れていてじゃまだったものをすべてしまえるようになって、すごく楽になりました。これから夏になり服にポケットがなかったり、入れたくない服装が増えていきますが、このヴァリエポーチはとてもよいです。過去にエレコム製のものも使ったことがありますが、このヴァリエポーチが一番大きなものになります。リュックにこれをつけると、見た目にでかすぎて嫌だという人がいてもおかしくはないと思いますが、機能性を重視するとこの大きさが使いやすくてよさそうです。この製品を生み出してくれてサンクス。
- 重宝します!!:6.7インチのスマホが入れられて、軽く、しかもカメラアクセサリーがいくつか収納したいという自分の要望にピッタリでした。