かなり久々にファミリーキャンプに行ってきました!場所は富士山こどもの国でオートキャンプ場です。
体験談を含めて簡単にレビューしたいと思います。(今後行く予定の方の参考になれば幸いです)
まとめ
今回、2022年7月末に子連れで2泊3日滞在しましたが、総評として
- 標高が900mでも太陽が出ると日差しが強く暑かった
- オートキャンプの区画は十分広かった
- トイレもキレイだった
- 炊事場の水道水が美味しかった
- 朝は富士山がキレイに見えた
- こどもの国は日中は暑くて水の家エリアで子供たちを遊ばせ、その他のエリアはほとんど行かなかった
- こどもの国からコンビニ・スーパーまで車で15分~20分程度かかる
- 温泉・銭湯も同様に遠く、結局2泊とも、草原の家のコインシャワーで済ませた
といった感じでした。
背景
関東圏在住の方は、夏のキャンプといえば、、、とにかく涼しいキャンプ場へ行きたい!と思いますが、事前に色々リサーチして、今回は富士山こどもの国のオートキャンプ場にしました。
主な理由は、
- 行ったこと無い、今回初
- 富士山が見える
- 日中、こどもの国で子どもたちが遊べる
- こどもの国に多数の遊び場がある
- 標高が高め(900m)
- 自宅から2~3時間の車移動で行ける(こ以上のロングドライブは子どもたちが厳しい)
といったところでしょうか。
当初はパオ宿泊も検討していたのですが、平日でも結構予約が埋まっていた(それに比べてオートキャンプサイトはかなり空いていた)こと、またパオ集落の場合、少し離れた駐車場からリヤカーでパオまで荷物を運ばねばならず、歩くの疲れた、抱っこ抱っこ言う幼子連れには駐車場↔パオ間の行ったり来たりが面倒そうだったので、車横付けできるオートキャンプになりました。
キャンプ場へ着いたら
[出典:こどもの国]
キャンプ場の受付は、一般の入場者が出入りする南西側ではなく、こどもの国の北側の草原の家にあり、行く道路も異なります。(夜だとわかりにくいかも)
受付に行くと、利用案内があります。
事前に確認しておきたい点は、チェックイン・アウト、車の出入り可能時間、ゴミの処理、コインシャワーですね。
宿泊施設使用注意事項
宿泊施設使用注意事項
●消灯時間
消灯時間は午後10時です 消灯時間後は他のお客様が就寝されますので、お静かにお過ごし下さい。
●チェックアウト
1)チェックアウトは午前11時です。 2)バオのお泊りのお客様は、室内の清掃をお済ませの上、鍵を返却下さい。 3)テントサイトのお客様はサイト清掃をお済ませの上、チェックアウトの旨を 草原の家までご連絡下さい。
●園外に出る場合 10午後6時に草原ゲート駐車場入り口を閉門します。 2)午後6時~午後9時はロープの付け外しをして頂ければ外出が可能です。 3)午後9時以降の車の出入りは出来ません。
●リヤカー貸出について 1)リヤカーは貸出簿に記入の上ご利用下さい。 2)リヤカーは荷物の運搬以外には使用出来ません。 3)お子様が乗らないようにご注意下さい。
またお子様だけでのご利用も出来ません(大人の方が付き添って使用して下さい) 4)荷物の運搬が終わりましたら、すぐに所定の場所に返却して下さい。 5)お帰りの際の荷物の運搬も同様です。
●注意事項【皆様に気持ちよくお過ごし頂くためにもご協力下さい】 1)パオ内では一酸化中毒となる恐れがありますので調理・火気の使用は禁止です。 2)パオ、テント内にバーベーキューコンロ等は絶対に入れないで下さい。 3)パオ内での飲食は出来ません。 5)直火は禁止です。焚き火台等をご使用下さい。 「テントサイト内とその周辺(2m以内)では火気の使用は禁止です。 6)パオは隣接していますので、他のお客様の迷惑にならない様にして下さい。(大声・ボール遊び等*ラジコン、ドローンは禁止です)
7)火災報知器を設置しています。
煙や水蒸気がパオの中に入らないようにご注意下さい。 感知しますと、周辺のパオと連動して警報音が鳴ります。 警報音が鳴ったら周囲を見て安全確認を行って下さい。
異常がなければまもなく警報音は止まります。 8)パオ内の電源は、携帯電話、カメラ等の充電用にご利用頂けます。
暖房器具やドライヤー等、電力の高いものは使用できません。 ブレーカーが落ちた場合は「こどもの国整備室」までご連絡下さい。
指定の場所以外でのキャンプ・焚き火、調煙・花火は禁止です。
*手持ち花火はご利用頂けます。 のパオ周辺でのテントの設営は禁止です。タープはご利用頂けます。 音楽、ラジオ等の音源の使用は禁止です。
●ゴミの処理 1)ゴミは原則お持ち帰り下さい 2)薪・炭の燃えカスは出来る限り灰にして、完全に消火してから炊事棟横のペール缶(灰入れ)に入れください。 3)生ごみは小袋に入れて縛り、炊事棟横のダストボックスに入れて下さい。その他、カン・ビン含めて大きなゴミはお持ち帰り下さい。 4)炊事棟の排水溝には油や異物を流せません。
●コインシャワーご案内 1)草原の家にコインシャワーがあります。ご利用頂けます。 2)利用時間:午前9:30 ~ 午後9:30 3)利用料金:200円(5分間)延長料金100円(2分半)
100円玉のみご利用可能です。両替は午後3時まで草原の家で出来ます。 コインシャワーご利用方法はシャワー室ドアに書いてあります。
等々書かれていました。
オートキャンプサイトの場所の案内用紙も渡されます。
受付を終えたら、さっそくオートサイトへ移動、テント設営です。
下の子が生まれてから、キャンプ場でこのテント建てるのは初めて。区画に、前室付きテント、タープ、車が入れられる広さです。
特に傾斜もなく、地面も整地されていて、快適に過ごせました。
日中は暑かったですが、日が暮れると気温が下がり、ガスが出て、薄手のパーカー着ました。
キャンプ場でもテレビ・Youtubeが見たい、となりipadをポータブル電源に接続して見ました。
私はdocomoですが、回線スピードは十分で特に不便を感じませんでした。
晴れればタオルも乾きます。
子どもの国で遊ぶ
翌日、1日使ってこどもの国で遊びました。オートキャンプサイトからこどもの国の正門まで車で移動しました。(歩くには遠すぎる)
標高が高いし、日中は少し肌寒いんじゃないか・・・と思っていましたが、全くの杞憂でした。確かに下界よりは多少気温が低いですが、太陽が出ていると日差しが強く、体感としては暑く感じました。
[出典:こどもの国]
富士山こどもの国の敷地は広大ですが、暑さのため、ほとんどのお客さんが水の家エリアに集中していました。
事前準備で水着持ってくかどうか迷っていたのですが、やはり持ってきて正解でした。
浅めのプール、水の流れる滑り台、カヌーなどあります。
遊んでいる子どもは幼児~小学生ぐらいでしたね。プールは浅めです。
2時間ぐらい遊んで気温も上がって暑いので、水の家からこどもセンターまでこどもの国列車で移動しました。
因みに、水の家から街の駅まで1時間に1本なので、要注意です。(乗車時間は10分)
こどもセンターに到着し、昼食はどうしようか、となり、街のレストランを覗いたところ、コロナウイルスの影響からかガラッガラでしたので、我が家はそこで昼食食べました。
最後に
予想以上に暑かったものの天候に恵まれて楽しい2泊3日のキャンプとなりました。夜は結構冷え込むかな?と気にしていたのですが、夜中に腕時計の温度計見たら24℃程度で適度に涼しい程度の温度でした。
朝は綺麗に富士山が見えて、それも良かったです(^^)
最終日は、こどもの国から20分ほど離れた場所にある、山宮浅間神社へ行きました。
この神社には本殿が無く、富士山をそのものを神として拝む、非常に珍しい神社です。どうやら、平安時代まで浅間大社の本社だったようです。
私も今まで様々な神社を参拝してきていますが、その中でもここはとても印象にのこる神社で、神社内はなんとも言えない平和なエネルギーが流れています。
時間のある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
以上、富士山こどもの国で子連れオートキャンプ2泊3日体験記でした。
今後、富士山こどもの国でのキャンプを検討されている方のお役にたてば幸いです☆
関連リンク
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆