MENU

モンベルの封筒型寝袋 ダウンファミリーバッグ<#1、#3>について

2016年から中綿がダウンのファミリーバッグモデルが発売されています。

montbell_downfamily1.jpg
ダウンファミリーバッグ #1
快適睡眠温度が-3℃以上のモデル。

montbell_family7.jpg
ダウンファミリーバッグ #3
快適睡眠温度が3℃以上の3シーズンモデル。

モンベルは、同様の封筒型のダウンの寝袋を数年前も作っていました。

しっかりとした作りで、サイズも最大長223×最大幅105cmと大きく、寝袋というより布団ともいえるようなものでしたが、価格が高くて(○万円)あまり売れなかった?のか、その後廃盤→中綿が化繊の封筒型になる(当然価格も○千円で1桁違い)→2016年に封筒型ダウン寝袋を発売、という流れを歩んでいます。

旧ダウンファミリーバッグの製品情報がまだamazonに残っていました。

 

2016年から販売されているダウンファミリーバッグは#1、#3共に最大長190×最大幅75cmとコンパクトになっています。

ダウンの封筒型寝袋は、あんまり一般的ではありません。

理由は、やはり同程度の保温力の化繊モデルに比べて価格が高いからです。(約3倍)

登山のように軽量化のため選ばれるダウンと違い、キャンプの場合は車の積載量が高いため、封筒型のダウンを選ぶ理由はずばり寝心地です。

頻繁にキャンプや車中泊する方で、自宅の布団と変わらないかそれ以上の寝心地をテントの中でも用意したい・・・というこだわり派の方には良いかもしれません。

また、L字型のジッパーを開放して、毛布のように広げることができ、さらに2つのファミリーバッグを上下で重ねて連結して、大きさ2倍の大きな封筒型寝袋にすることができます(旧モデルとの接続はできません)

気になる方は直接お店で化繊モデルと寝比べてみるとよいでしょう(^^)

モンベル ダウンファミリーバッグ モデルの口コミと実売価格の一覧(Amazon)

■ご参考

希少な各社の封筒型のダウンの寝袋を比較されているサイトがありました。ぜひ、参考にしてみてください。

封筒型ダウンシュラフ(寝袋)の比較:冬の車中泊にオススメは?

 



著者PROFILE

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

plofile.jpg
著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

運営者情報はこちら

雪山 クローズドセルマット

谷川岳の雪洞で宿泊

今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

雪山 テント泊 八ヶ岳

雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次