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【メンズ用】ドイターフューチュラ23/27/26/32の違いとは?機能と特徴を徹底比較!

ドイターのフューチュラシリーズは、その卓越した背面の通気性と背負い心地の良さで、世界中のハイカーから絶大な信頼を得ているバックパックです。しかし、メンズ用でも23、27、26 、32といった様々なモデルがあり、どれを選べば良いのか迷われる方も少なくないでしょう。

mt 【メンズ用】ドイターフューチュラ23/27/26/32の違いとは?機能と特徴を徹底比較!

この記事では、それぞれのモデルが持つ個性と特徴を丁寧に解き明かしていきます。

ドイターは1898年創業の125年以上の歴史を持つドイツのバックメーカーです。現在では欧州トップクラスのバックパックブランドとして、日帰りハイク向け「スピードライト」から長期縦走用「エアコンタクト」まで幅広いラインを展開し、世界50 か国以上で販売されています。

記事のポイント

  • フューチュラシリーズ共通の魅力である、背面の快適性を解説
  • 23/27/26/32を比較表に
  • 利用シーンに応じた最適なモデルの選び方を提案
  • 女性や小柄な体格の方に向けた「SLモデル」についても詳しく解説

著者PROFILE

運営者・著者 Masaki T

名前:Masaki T
経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール

目次

ドイター フューチュラが愛される理由とシリーズの共通点

フューチュラ23

フューチュラ23

フューチュラ27

フューチュラ27

フューチュラ26

フューチュラ26

フューチュラ32

フューチュラ32

フューチュラシリーズを語る上で欠かせないのが、その心臓部ともいえる独自の背面システム「エアコンフォートセンシックシステム」です。

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これは、バックパック本体と背中の間にメッシュパネルで空間を作り出す画期的な構造で、驚異的な通気性を実現しています。暑い季節の登山でも背中の蒸れを劇的に軽減し、体力の消耗を抑えてくれることでしょう。

また、軽量でしなやかなスプリングスチールフレームが、バックパックの荷重を効率的に腰へと伝え、肩への負担を軽減します。

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このフレームは、体の動きに柔軟に追従するため、まるでバックパックが体の一部になったかのような一体感のある背負い心地を提供してくれます。

環境への配慮もドイターの魅力の一つです。主要な素材にはリサイクル素材を使用し、環境に有害なフッ素化合物を含まないPFCフリーの撥水加工を採用するなど、自然を愛するハイカーの気持ちに寄り添う製品作りを続けています。

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これらの哲学と確かな品質が、フューチュラシリーズが長年にわたり愛され続ける理由と言えるでしょう。

徹底比較!ドイター フューチュラ23/27/26/32で何が違う?

フューチュラ23

フューチュラ23

フューチュラ27

フューチュラ27

フューチュラ26

フューチュラ26

フューチュラ32

フューチュラ32

それでは、具体的に各モデルの違いを見ていきましょう。主な違いは「容量」「対象となる体格(フィット感)」「機能性の詳細」の3つのポイントに集約されます。

モデル名の数字の意味とは? – 容量と想定される用途の違い

フューチュラシリーズのモデル名に含まれる数字は、基本的にそのバックパックの**容量(リットル)**を表しています。容量が大きくなるほど、より多くの荷物を収納できるため、長距離・長時間の活動に対応しやすくなります。

  • フューチュラ 23: 約23リットルの容量。気候の良い時期の日帰りハイキングや、軽装備でのトレッキングに最適なサイズです。普段使いとしても活用しやすいでしょう。
  • フューチュラ 26: 約26リットルの容量。日帰りハイキングから、少し荷物が増える山行まで幅広く対応します。
  • フューチュラ 27: 約27リットルの容量。装備が多めの日帰りハイキングや、季節の変わり目、山小屋を利用した1泊程度の山行にも対応できる汎用性の高いサイズです。
  • フューチュラ 32: 約32リットルの容量。十分な収納力があり、装備がかさばりがちな冬の低山日帰りハイクや、しっかり準備をしたい山小屋泊、旅行などにも安心して使用できるモデルです。

スペックで見る違い – 比較表で一目瞭然

各モデルのスペックを比較することで、その違いがより明確になります。ご自身の使い方を想像しながら、一つ一つの項目を確認してみてください。

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レインカバーはすべて付属しています!

スクロールできます
項目フューチュラ 23 フューチュラ 26 フューチュラ 27フューチュラ 32
容量23 L26 L27 L32 L
重量約 1200 g約 1400g約 1330 g約 1440 g
サイズ (高さx幅x奥行)約 52 x 25 x 18 cm約 61 x 30 x 20 cm約 55 x 28 x 20 cm約 65 x 30 x 20 cm
背面システムエアコンフォートエアコンフォートエアコンフォートエアコンフォート
フィットレギュラーフィットレギュラーフィットレギュラーフィットレギュラーフィット
レインカバー付属付属付属付属
2気室構造なしなしなしあり(ボトムコンパートメント)
ウエストベルトヒップパッドヒップフィンヒップフィンヒップフィン
主な特徴軽量でシンプル。日帰り向け。少し荷物が増える山行まで。汎用性が高くバランスの取れたモデル。収納力が高く、小屋泊にも対応。

※重量やサイズは、モデルの年式によって若干の差異がある場合があります。

mt 【メンズ用】ドイターフューチュラ23/27/26/32の違いとは?機能と特徴を徹底比較!

フューチュラ23/27 とフューチュラ26/32では開閉方式が違います。
前者は、ジッパー開閉のみですが、後者は上部は雨蓋式で表からもジッパーで開閉可能(つまり2ヶ所から荷室へアクセス可能)です。

フューチュラ23/27は
ジッパー開閉のみ

フューチュラ23

フューチュラ23

フューチュラ27

フューチュラ27

フューチュラ26/32は
2ヶ所から荷室へアクセス可能

フューチュラ26
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フューチュラ26

フューチュラ32
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フューチュラ32

mt 【メンズ用】ドイターフューチュラ23/27/26/32の違いとは?機能と特徴を徹底比較!

フューチュラ23/27はどちらかというと日帰りハイキング・登山や日常使い向けです。一方、フューチュラ26/32はより登山向きの構造になっています。

利用シーン別おすすめガイド – あなたにぴったりのフューチュラは?

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これまでの情報を元に、どのような使い方にどのモデルが向いているのかを具体的に見ていきましょう。

軽快な日帰りハイクやタウンユースに – フューチュラ23

軽快な日帰りハイクやタウンユースに - フューチュラ23

フューチュラ23は、シリーズの中で最も軽量かつコンパクトなモデルです。収納をシンプルにまとめたい、軽快なフットワークで山を楽しみたいという方には最適でしょう。レインウェアや行動食、水筒など、日帰りに必要な装備は十分に収納できます。

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そのすっきりとしたデザインは、アウトドアシーンだけでなく、通勤や通学といった日常の場面にも自然に溶け込みます。初めてフューチュラシリーズを試す方にも、エントリーモデルとしておすすめです。

日帰り登山に十分な26Lという容量 – フューチュラ26

日帰り登山に十分な26Lという容量 - フューチュラ26

フューチュラ26は日帰り登山に十分な26Lという容量を持ちながら、体への負担を最小限に抑えてくれます。ハイキングに新たな快適性をもたらすライトウェイトで機能的なトップローダー式パックです。行程の長めのデイハイクやトレッキングに適しています。エアコンフォートセンシックの背面メッシュは通気性が高いだけではなく、ヒップフィンと組み合わされ従来以上の快適性をもたらします。

一気室構造ですが、フロントアクセスジッパーにより荷物の取り出しも簡単です。
mt 【メンズ用】ドイターフューチュラ23/27/26/32の違いとは?機能と特徴を徹底比較!

一気室構造ですが、フロントアクセスジッパーにより荷物の取り出しも簡単です。

汎用性の高さで選ぶなら – フューチュラ27

汎用性の高さで選ぶなら - フューチュラ27

フューチュラ27は、まさに「優等生」と呼べるモデルです。日帰り登山には余裕のある容量で、防寒着などで荷物が増えがちな季節にも安心して対応できます。また、山小屋を利用する1泊程度の山行であれば、このモデルで十分対応可能です。ボトムコンパートメントや各種ポケットの配置もバランスが良く、非常に使い勝手に優れています。

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特定の用途に絞るのではなく、様々なアクティビティで一つのバックパックを使いこなしたい、という方に最もおすすめできるモデルです。

小屋泊や装備の多い山行に – フューチュラ32

小屋泊や装備の多い山行に - フューチュラ32

フューチュラ32は、シリーズ随一の収納力を誇ります。しっかりとした装備で臨みたい山小屋泊や、調理器具なども携行する可能性のある山行で、その真価を発揮します。容量に余裕があることは、安全な登山計画の礎となります。パッキングが苦手な方でも、少し大きめの容量があれば心にゆとりが生まれるでしょう。冬場の低山ハイクや、スノーシューといったアクティビティ、またはバックパッキングスタイルの旅行など、フューチュラシリーズの快適性をより幅広いシーンで体感したい方に最適な選択です。

二気室構造ですが、ジッパー式の仕切りのため、一気室のように使うこともできます。
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二気室構造ですが、ジッパー式の仕切りのため、一気室のように使うこともできます。

フューチュラ選びのQ&Aと関連情報

ドイター フューチュラ23/27/26/32の関連動画

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実際に製品が動いている様子を見ることで、その質感や機能性がより深く理解できます。以下に、参考となる可能性のある動画のタイトルをリストアップしました

メーカー公式

非常にわかりやすく解説!

ドイター フューチュラ23/27/26/32で何が違う?のよくある質問

Q: 全てのモデルにレインカバーは付属していますか?

A: はい、ここで紹介しているフューチュラ23、26 SL、27、32には、いずれも専用のレインカバーが標準で付属しています。バックパックの底部にある専用ポケットに収納されており、急な雨にもすぐに対応できるので安心です。

Q: 旧モデルと現行モデルで大きな違いはありますか?

A: フューチュラシリーズは長年にわたり改良が重ねられています。大きな違いとしては、背面システムの「エアコンフォートセンシックシステム」のメッシュの張り方やパッドの形状がアップデートされ、より快適性が向上している点が挙げられます。また、使用される素材がより軽量で環境に配慮したものに変更されていることもあります。基本的なコンセプトは変わりませんが、新しいモデルほど細部が洗練されていると考えて良いでしょう。

Q: 2気室構造(ボトムコンパートメント)のメリットは何ですか?

A: 2気室構造は、バックパックの荷室を上下に分けることができる機能です。主なメリットとしては、

  • 濡れたものや汚れたものを乾いたものと分けて収納できる
  • シュラフや着替えなど、下に入れておきたい荷物をザックの中身を全部出さずに取り出せる
  • 荷物の整理がしやすい、

といった点が挙げられます。フューチュラ32にはこの機能が備わっており、パッキングの自由度を高めてくれます。


全体のまとめ

  • フューチュラは背中の蒸れを劇的に減らす「エアコンフォート」が魅力。
  • モデル名の数字は、おおよその容量(リットル)を示しています。
  • 23Lは日帰りや普段使いに、27Lは汎用性が高く小屋泊にも対応。
  • 32Lは装備が多い山行や旅行にも使える、安心の収納力を誇ります。
  • 「26 SL」は女性や小柄な方向けの特別なフィット感を持つモデルです。
  • 全モデルに専用レインカバーが付属しているので、急な雨でも安心です。
  • 最適なモデル選びは、容量とフィット感で決まります。
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登山用ザック・リュックに関してはある程度『大は小を兼ねます』。荷帰り登山・ハイキングだけでなく山小屋宿泊も予定されている方は、少し大きめのものがおすすめです。

実売価格

ドイター フューチュラシリーズの実売価格は、モデルや取り扱い店舗によって異なります。

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価格は変動する可能性があるため、最新の情報は正規取扱店やオンラインストアでご確認ください。

Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。

フォーチュラ23

amazon・楽天の口コミ

  • 背中が快適:夏の登山は背中が汗でびっしょりになり不快でしたが、このザックは快適です。
  • 快適:背中が快適です。背板がリックから浮いた構造であるため背中が蒸れにくい。あせもができるほど悩んでいただけにこんな嬉しいリュックはない。

フォーチュラ26

amazon・楽天の口コミ

  • 背中のメッシュが気持ちいい:今まで使っていた他社のメッシュタイプの25Lが買い替え時期となり、26Lのリュックがあったので購入しました。写真の色がかなり明るい水色に見えますが、落ち着いた色で気に入りました。レインカバーは一番下にありましたよ。背中のメッシュがとてもいいです。
  • 日帰り登山にピッタリ:背面の構造が気になり購入しました。背中部分の汗のベタつきが感じにくくとても良いです。その構造のためか大きさの割に収納が少なく後方が重くなる感じがします。日帰り登山がメインなので私には良いです。

フォーチュラ27

amazon・楽天の口コミ

  • しっかりしてる:自転車用に買いましたが、自転車用にはいまいちでした。あくまで登山向けで、そう考えれば確かに良いものだとは思いました。ただ登山をしないのでどうしたものか…。歩いての移動が多いときには良さそうなのでまぁ一応持っておきます。
  • 背中は快適。ただ肩が痛くなる?:これまで使用していた Columbiaのburke Mountain 30Lが破けてしまったので、前から気になっていたフューチュラを購入。「エアコンフォートシステム」によって、背中汗の軽減や汗染み対策になってgood。ただ、ショルダーハーネスの厚みが薄いせいで鎖骨が痛くなるのはbad。仕様上、通常より重心が後ろになるので、クッション性を高いほうが良かった。

フォーチュラ32

amazon・楽天の口コミ

  • 使いやすい 涼しい:背中が蒸れず快適に過ごせます。ポケットの数もちょうどよく、使いやすいです。背中が空いてる分、少し荷物が入れにくいのが気になる方はいらっしゃるかもしれません。
  • 蒸れない不思議なザック:先代のザックが内側が加水分解してしまったため、今夏に購入し何度か使用しました。3シーズンを通して使えるザックで、良いものだと思います。

    良い点
    〇背中の風通しは最高で、大量に汗をかいても不快感はほとんどない。
    〇腰ベルトがしっかりしているので、重さをあまり感じずに行動できる。
    〇メインの気室を分けているセパレートがジッパー式なので、物が下の気室に落ちていかない。

    使ってみて分かってきた点
    ・ポール掛けは、分割するタイプのトレッキングポールに非対応(無理すれば行けるが落ちる可能性あり)
    ・ショルダーパッドを軽量化しているため、荷物が重くなると肩の負担が大きくなる可能性がある。
    ・道具の外付けはほぼ不可能。

    やはり売りである背中の通気性が素晴らしいです。生来汗っかきなので、これは本当にありがたい。恐らくフューチュラを検討している方は、この背中の仕組みを求めている方が多いと思います。とても良いので、この点は間違いなく買いだと言えます。
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