コールマン ハンギングドライネットⅡは、洗い物の乾燥と仮収納を一体化できる軽量メッシュネットです。直径約32cm×高さ約80cmの3段構造で、ポップアップ式・全開ファスナー・フック付きが特徴です。

ハンギングドライネットⅡは、その「乾かす」という作業に、機能性とデザイン性という彩りを加えてくれるアイテム。そこには、長年アウトドアと向き合ってきたコールマンの知恵と愛情が詰まっているように感じられます。





ファミキャン初めてから何年も買ってませんでしたが、キャンプ場行くと使ってる人を度々見かけて、「どうししようかな~」と思い続けること数年経過し、ついに購入しました! やっぱり便利ですね~。値段も手頃ですし、定期的にファミキャンする方は買っちゃった方がいいですね。
著者PROFILE


経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール) 名前:Masaki T
記事のポイント
- キャンプにおける「乾かす」作業の質を向上させる機能性
- 考え抜かれた構造による、優れた収納性と衛生管理
- 食器乾燥に留まらない、アイデア次第で広がる多様な活用方法
コールマン ハンギングドライネットⅡが愛され続ける理由




コールマン ハンギングドライネットⅡは、多くのキャンパーにとって定番ともいえるアイテムです。なぜこれほどまでに支持され、愛用され続けるのでしょうか。その背景には、単なる機能性を超えた、キャンプ体験そのものを豊かにしてくれる魅力が隠されているのかもしれません。



段数は4段です。大きな食器は上の3段で、一番下に高さがわずかの1段あります。
キャンプサイトの衛生と美観を守る、という価値
キャンプで洗った食器を、皆さんはどのように乾かしていますか。テーブルの上に並べる、水切りカゴを使うなど、様々な方法があるでしょう。しかし、屋外では虫や落ち葉などが付着してしまう可能性も否定できません。



ハンギングドライネットⅡは、細かいメッシュでそれらの侵入を防ぎながら、優れた通気性で食器を衛生的に乾かすことができます。
ソロキャンだと食器の数は少ないですが、ファミキャンだと皿の数も増えますので、洗ったあとにどこに置くかの置き場も悩むこと多いですが、ハンギングドライネットⅡあれば、洗剤を洗い流した後に、ちょくせつこのネット内に食器を入れておくこともできます。


さらに、上下から開閉できるファスナーは、中に入れたものの出し入れを非常にスムーズにしてくれます。例えば、上段によく使うカップ類、下段に大きなお皿、というように整理すれば、まるでサイトに小さな食器棚ができたかのよう。


雑然としがちな洗い物周りをすっきりと見せ、キャンプサイト全体の美観を損なわない点も、経験豊富なキャンパーほど評価するポイントではないでしょうか。



全部で4段ありますが、一番したの段は高さが低く、最初は何に使える?と思いましたが、妻が箸など入れていて、おぉーそういう使い方あるのか!と思いました☆







単に乾かすだけでなく、衛生的に「保管」できる場所を確保できる。この安心感が、食事の時間をより楽しいものにしてくれるのです。
細部に宿る、コールマンらしい機能美




ハンギングドライネットⅡの魅力は、使用している時だけではありません。その真価は、収納時にこそ感じられるかもしれません。使用時には十分な容量を確保しながら、撤収時には付属のケースにコンパクトに収まります。直径約15cm、厚さ約8cmというサイズは、コンテナの隙間にもすっと収まり、積載の負担になりにくいでしょう。



この「ポップアップ式」ともいえる構造は、設営・撤収の手間を少しでも減らしたいと願うキャンパーの気持ちを汲んだ、優しい設計思想の表れです。


コールマン ハンギングドライネットⅡをさらに深く知る
定番アイテムだからこそ、基本的な使い方以外にも、もっと活用できる場面があるかもしれません。また、購入を検討している方にとっては、動画での紹介や、細かな疑問点が気になることでしょう。ここでは、この製品をさらにしゃぶり尽くすための情報と、よくある質問をまとめました。



文字や画像だけでは伝わりにくい、実際のサイズ感や使い勝手は、動画で確認するのが一番かもしれません。設営の簡単さや、どれくらいの食器が入るのかなど、参考になる動画をいくつかご紹介します。
特に「たたみ方」は購入前に要チェックです!
無理してたたむとフレームが折れる可能性あります。
解説レビュー
たたみ方


コールマン ハンギングドライネットⅡのよくある質問




購入前や使用時に疑問に思いがちな点を、Q&A形式でまとめてみました。
Q1. 耐荷重はどれくらいですか? A1. メーカーから明確な耐荷重の数値は公表されていないようです。しかし、一般的な家庭で使うような陶器製の重い食器を大量に入れることは想定されていません。あくまで、キャンプ用の軽量な食器やカトラリー、調理器具などを乾かすためのもの、と考えるのが良さそうです。安全に使用するためにも、重いものを一点に集中させず、バランスよく配置することが大切です。
Q2. 使用後のお手入れ方法は? A2. 基本的には、使用後に汚れを払い、よく乾燥させてから収納することが推奨されます。もし油汚れなどが付着した場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯で優しく手洗いし、洗剤が残らないようによくすすいでから、完全に陰干しするのが良いでしょう。洗濯機や乾燥機の使用は、メッシュやワイヤーを傷める可能性があるため、避けた方が賢明です。
Q3. 食器乾燥以外に便利な使い方はありますか? A3. はい、アイデア次第で様々な使い方が可能です。例えば、洗った野菜の水切りや、キノコや香味野菜などを乾燥させる干し網として。また、濡れてしまった靴下やタオル、帽子といった小物を乾かす場所としても重宝します。さらには、散らかりがちなキャンプギア(ペグ、ロープ、ヘッドライトなど)を整理しておくための一時的な収納庫としても役立つでしょう。
Q4. 収納ケースにうまく収まりません。コツはありますか? A4. ポップアップ式の製品に共通することですが、たたみ方には少しコツがいるかもしれません。まず本体を平らに潰し、8の字を描くようにねじりながら、3つの円が重なるように畳むのが一般的です。最初は少し戸惑うかもしれませんが、何度か練習すればすぐに慣れる方が多いようです。上記で紹介した動画などで、実際の収納シーンを見てみるのが一番の近道かもしれませんね。
全体のまとめ


- キャンプでの食器乾燥を衛生的かつスマートに行える定番品です。
- 細かいメッシュが虫やホコリの侵入を防ぎ、安心して使えます。
- 上下から開閉できるファスナーで、中身の出し入れが非常にスムーズ。
- ポップアップ式で設営が簡単、収納時は驚くほどコンパクトになります。
- 食器乾燥だけでなく、食材や小物の乾燥、ギアの整理にも使えます。
- 他社製品と比較しても、機能性とコストのバランスが優れています。
- サイトが散らからず、キャンプ空間を美しく保つことにも貢献します。
- コールマンらしい細やかな配慮が、フィールドでの信頼を高めています。
- 一つあるだけで、キャンプの快適性が格段に向上するアイテムです。
実売価格



コールマン ハンギングドライネットⅡは、オープン価格となっています。 実売価格としては、オンラインストアやアウトドア用品店などで、おおよそ 2,000円~3,000円(税込) の範囲で販売されていることが多いようです。
セール時期や取り扱い店舗によって価格は変動する可能性がありますので、ご購入の際は各販売店の価格をご確認ください。
Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。
amazon・楽天の口コミ
- 問題なく役に立った:キャンプでは、洗った食器を、長年、テーブルやツールボックスの上に並べたりして、しかも膝をぶつけて食器を地面に落としたりしていていつも不便だったが、これを買って、ランタンのポールなどに引っかけて、とても便利になった。購入前は気付かなかったけど、ネットの一番下の階層は、お箸やスプーンなどの小物を入れる階層になっており、お皿やまな板や飯盒などとは別に収納・乾燥できる点が便利だった。ホームセンターで似たようなネットがこれよりそれなりに安く売っていたが、コールマンのブランド名が入っているので、そこの差額は仕方ない。娘もコールマンの方が喜ぶので、価格差はがまんがまん。
- 便利で可愛い:購入を迷っている間に割引期間が過ぎてしまったのですが、買ってみました。まず、収納バックも本体も見た目がとても可愛くて満足。しっかり乾いて欲しいザルやお菓子作りのカシャカシャするふるいを入れてベランダに吊り、完璧に乾燥させることができました。キャンプだけでなく自宅での食器や果物などに使う予定です。便利で可愛くてもっと早く買えば良かったと思っています。
- 超コンパクト、運ぶときストレスフリー!:超コンパクトに運べるドライネット。もともとドライネットは持ってたんだけど、運ぶ時に邪魔で仕方なかった。裸で持ち歩くと色々他の道具にネットが引っかかったりも結構ストレス。コレは結構柔らかい骨格に柔らかめのネットで、ポップアップテントの要領で捻って小さく収納できる。この手のグッズは世に多いので、よほどIQの足りない人以外は収納に困らないだろう。100均や半額くらいの安いネットを買う前にコレを見つけていれば、と大満足。

