

発売から数年経過しましたが、2022年の新作として、コールマンより、手足を出して着たまま移動もできるコンパクト収納のマミー型寝袋「コンパクトコルネット/L0」が発売されました。
特徴


- 使用下限温度:0℃以上
- 使用サイズ:約198 x 75cm
- 収納時サイズ: 約φ20×35cm
- 重量:約1.4Kg
- 材質:表面/ポリエステル、裏地/ポリエステル、中綿/ポリエステル
- 付属品:収納ケース
フード付きで頭部からの放熱を抑えコンパクトに収納できるマミー型


首元が暖かいサーマルカラー(他メーカーではネックバッフルなどとも呼ばれる)があり、就寝時に寝袋内の熱が逃げにくい構造になっています。
手足を出せるから携帯操作や着たままの移動にも便利


一般的な寝袋は、就寝時以外は使いにくいですが、この寝袋はキャンプ等で夜に焚き火を囲うんで暖をとるときにも使えるよう工夫されています。一般の寝袋がこのような使い方がしにくい大きな要因が、足元です。寝袋の足元が開く形状のものは多数ありますが、それだけだと足元の部分が地面につきやすく寝袋が汚れてしまいます。
この寝袋は、引きずらないようスソの固定が可能なフットストッパーがあり、工夫されています。


開閉が簡単なセンタージッパー


日本で流通している多くの寝袋が、右ジッパーかセンタージッパーのどちらかです。センタージッパーは両手どちらかでも開閉でき、ジッパーを開閉するときにジッパーのつまみがどこにあるか、締め具合、開き具合などを目で確認しやすく、初心者にも使いやすいです。(右ジッパーの場合、慣れていないと自分が右に体を向けて開け締めする感じになり、ひと手間増えます)
洗濯機で丸洗いが可能


椅子に座ったまま使えるとなると、飲み物、食べ物、焚き火の灰などで汚れやすくなります。洗濯機で丸洗いできるのは、重宝します。ただ、中綿のボリュームがあるため、小さな洗濯機だと入り切らないこともありますので、その場合は最寄りのコインランドリーでの洗濯をおすすめします。
最後に
この寝袋がamazonで製品登録されたのは、2021年12月のようです。発売から数年経過し、
- 足の部分が開けられるので調整できて非常によい。正面のファスナーがもう少し深く開くと出入りが楽になる。左右の腕出し穴も出し入れしにくさが課題。
- テントで寝るために買ったのですが、タイトルのように寝返りが打ちにくいので主に自宅で暖房を入れるほどでない時に着てます。結構ゴロゴロするのには良いです。
など、amazonでもレビューが付いてきました。



この寝袋は実店舗ではなかなか置いていません。実物を探す場合は事前にアウトドアショップにTELするのがおすすめです。
Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。
センタージッパーは使いやすいのですが、上の写真でわかるようにジッパーの長さが股ぐらいまでです。右ジッパーの多くの寝袋は足下やくるぶしくらいまでジッパーがあるものが多く、暑いときに寝袋を毛布のように上から掛けて使え、ちょっとしたときに便利です。しかし、この寝袋は真ん中ぐらいまでしか開かないため、このような使い方はできません。外気温がこの寝袋の使用下限温度0℃に近い場合はいいのですが、例えば20℃くらいの気温の場合、寝袋に入ると暑い、出ると寒いでちょうどよい温度の調節が難しく感じるかもしれません。