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インサレーション-AIR FLAKEとレリーバー(TM)シュラフ

最近、ダウン代替の新素材を探していて、AIR FLAKE(エアーフレイク)という日本の化繊インサレーション(断熱素材)を知りました。

このインサレーションを使った寝袋”レリーバー(TM)シュラフ”がクラウドファウンディングに掲載され、目標金額を大きく超えたようです。

 

 

目次

人工羽毛「Air Flake®︎」開発のきっかけ

 

人工羽毛「Air Flake®︎」開発のきっかけは、中国で猛威をふるった鳥インフルエンザによって、多くのアヒルやガチョウ等が処分された影響を受け、羽毛の価格が高騰した2003年にさかのぼります。
かつて天然シルクの代わりにナイロン、ウールの代わりにアクリル繊維、綿の代わりにポリエステルができたように(繊維3大発明)、次の4番目の羽毛が安定供給できるよう、羽毛の代わりになる素材を作らねば、という強い危機感と使命感を感じ、研究開発に着手しました。・・・弊社イシケン㈱は「そんな時代が近いうちに訪れるのではないか」と見越して、2004年にクラボウ(倉敷紡績㈱)と人工羽毛「Air Flake®︎」を共同開発しました。
そして現在、100%リサイクル原料を使用素材にまで進化いたしました。[出典:Makuake]

 

 

最後に

高機能な化繊インサレーションは、シンサレート(3M)やプリマロフトなど複数ありますが、AIR FLAKEは今回始めて知りました。寝袋でも様々な化繊インサレーションが使われていますが、最終的に課題となってくるのはロフトの回復性能です。化繊綿は長期間圧縮された状態が続くと、ロフトがヘタって保温力が低下しやすい、と言われています。

AIR FLAKEを開発された会社は、主に寝具を製品化されているようですが、AIR FLAKEがどれほどのロフト回復力があるのか興味深いところです。AIR FLAKEを使った寝具がすでに販売されているようですが、楽天でレビューみると、価格は安くはないものの高評価です。

レビューを見ると、(ペットと同居・ホコリ過敏症で)気軽に布団を洗いたい、羽毛の匂いが苦手、という方が同等の寝心地を求めてAIR FLAKEを選ばれているようです。

 

参考URL

 

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