先日、家族で三ッ峠グリーンセンターに宿泊してきました。
ここは三ッ峠(みつとうげ)山の登山口近くにある公営複合レジャー施設でキャンプ・スポーツ・温泉・食堂・宿泊が可能です。
ここに宿泊するにあたり、ネットで事前調査しましたが、宿泊の関連情報が少なかったのでブログにすることにしました。
スキー旅行の宿探し
実は今回宿泊したのは、登山ではなく、スキー旅行のためです。関東から近くて初心者向けで幼児が遊べるスペースもあるスキー場ないかな?と調べたところ、ふじてんスノーリゾートを発見。このスキー場付近で1泊できる低価格な宿ないかな、と調べて三ッ峠グリーンセンターに至りました。
普段良く使う楽天トラベルでは三ッ峠グリーンセンターは全く検索結果に出てこないため、見つけるまで時間かかりました
楽天トラベルに三ッ峠グリーンセンターの情報は掲載されていますが、宿泊の空き情報は投稿していないため、条件検索で出てこなかったのです。穴場的な宿です。
宿泊した感想
宿泊してわかったのは、低価格かつ清潔で建物も立派な公営宿でした。この価格では民営の宿ではとても太刀打ちできないです!
設備がかなりしっかりしてる(さすが公営施設)
HP見る限り「設備がしっかりしてそうな施設だな~」と感じていましたが、実際その通りでした。
1階にはお風呂、売店、食堂があり、2階が宿泊部屋となっています。
エレベーターもあり、ご年配の方にも優しい設計となっています。
年始でも部屋は空いてた
実は今回、スキー旅行自体の計画は何日も前から計画していたものの、宿の宿泊は前日でした。
幼い子どもの体調が大丈夫そうか、直前までわかんないんですよね・・・’(子育てあるある)
年始の宿泊空き状況見ると、まだ余裕ありそうでしたので前日予約できました。ただ、前日だと宿泊者用の夕食は準備できませんとのことで、今回は夕食を食堂のメニューから選びました(日帰り客向けの食堂があります、揚げ物中心の定食メニュー多数、19:30ラストオーダー)
宿泊費は素泊まりで4200円
素泊まり歓迎!!お試しプラン
3月~11月 一般5,230円 学生3,660円
12月~2月 一般4,200円 学生2,940円
※但し、年末年始は通常料金となります。
素泊まりでも夕食、朝食を別途付けることが可能です。また、今回我が家は小学生、幼稚園児連れでしたが、幼稚園児は個別の布団を借りなければ宿泊料が無料になりました。(結局、夫婦2名+小学生の3名分の宿泊費で済みました)
結果的に今回は1泊しても家族分合わせて料金が1万5千円程度でした
お風呂にはシャンプー付いてます
開運の湯、神鈴の湯は、三ッ峠(標高1,786m)の山中から流れ出る湧水を利用した名水の湯。
竹炭の浴槽、竹酢液の浴槽、ウコンを主成分とした薬草風呂は美肌効果も抜群です。露天風呂は、弱アルカリ性の湧水と竹酢液をブレンドした潤いの湯。柄杓流川の瀬音と四季折々の自然がもてなします。
日帰り入浴もぜひご利用ください。
ここは温泉ではないですが、水質がもともと良いからかお湯がやわらかくて、とても気持ちよく入浴できました☆
部屋は綺麗、布団も清潔
我が家が宿泊した部屋はとても綺麗な和室でした。宿泊者は我が家のみ?だったのか音漏れとかはわかりませんが、建物自体が鉄筋コンクリで多少子供が騒いでもそれほど響かない感じでした。
部屋には新し目のエアコン暖房設備と換気装置(多分コロナ対策)が付いていて、非常に快適でした。
チェックイン時間などその他情報
その他、宿泊の案内は、宿から渡された下記プリントをご参照ください。
内容見ると、合宿的な感じなのがわかると思いますが、最後に部屋ゴミを建物外にあるゴミステーションに持っていくのが少し手間です。
最後に
ここの施設は、おそらく三ツ峠登山者には知られていると思いますが、それ以外だとほとんど知られていない、ネットで調べてもなかなか出てこない宿だと思います。場所も富士吉田から少し離れているのでなおさら見つかりにくいと思われます。
富士登山、富士山のスキー場、富士五湖観光で日帰りはちょっとしんどいので、低料金&綺麗な施設で1泊したい団体さんにおすすめです☆
関連リンク
※三ツ峠グリーンセンターのHPには、様々な宿泊プランが掲載されています。
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆