最近運動不足の妻と子供を連れて、秩父の長瀞にある宝登山を登ってきました。
もうすぐ3歳になる息子が自らの足で登るのは今回が初めてですが、実はお母さんのお腹にいる時に一度登っています。
そういうことで、宝登山は、我が家にとって思い出深い山なのです。
まで麓の梅はほどんど咲いていませんでしたが、広い駐車場にはそれなりに車がとまっっていました。
ロープウェイ駐車場から宝登山までハイキングコースがあります。
車が通れるような林道が蛇のように続いています。
ロープウェイが頭上を通り過ぎました。
もうすぐ3歳の息子は、すぐに歩くのが嫌になり、ベビーキャリアに乗ります。
防寒対策でモコモコで、身体も大きくなっているため、上の肩ベルトがもう止まりません。
体重も13キロ程度あり、重量感じます。良いトレーニングか。
しばらくして、自分であるきはじめました。
宝登山ハイキングコースには、林道だけでなく、直登するような登山道もあり、その方が山を歩いている感じがするため、積極的に歩きました。
途中、ぬかるんだ場所で転び、子供のズボンが泥だらけに。
途中、凍結した道に遭遇。
氷の上に水の膜があり、すべるすべる。
多少雪が残っている山側の脇道を歩いて、なんとか通過。
宝登山神社奥宮の階段です。
噂によると100段あるとか。
登りきると、売店前で焚き火あり、賑わっていました。
奥宮にて参拝し、ここから奥に進んで宝登山の山頂を目指します。
ここが山頂です。看板と一緒に記念撮影。
山頂一体は、梅林が広がっています。
蝋梅(ろうばい)が開花し、何とも言えない爽やかで甘い香りが梅林を包んでいました。
その他の梅の花も僅かですが咲いていました。
子供が登りでけっこうがんばったので、ロープウェイで下山します。
妻が切符を買うと、駅員さんが何やら驚いて、少し離れた私の耳にも「1番が・・・」と聞こえてきました。
大人2人分の切符を購入した(子供は2歳なので無料)のですが、切符の番号が、1枚目が10000、2枚目が0001だったのです。
これに駅員さんが驚いたようです。
行列にならび、ロープウェイ に乗り込みます。
梅の開花時期なので、満員です。
しばらくして、宝登山山麓駅に到着。
これから麓の寳登山神社(宝登山神社)へ行きます。
寳登山神社(宝登山神社)は創建が西暦110年、今からおよそ1900年前と伝えられている、日本有数の古社です。
階段を登り、本殿へ。
とても立派な本殿です。
龍の彫刻が目を引きます。
家族で無事登れたこと、その他様々お祈り感謝し、帰路につきました(^^)
まだ、梅の開花には少し早かったですが、人も少なめで小さな子連れにはちょうど良かったです。
参考リンク
- 寳登山神社(宝登山神社)ホームページ
- 長瀞町観光協会公式サイト (梅の開花状況)
- ながとろ遊々ハイキングマップ | 長瀞町観光協会公式サイト (ハイキング・登山地図です)
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆