先日の蓼科山下山後、大河原峠で車中泊し、翌朝から双子池へ行きました(^^)
この双子池は、隣接する雄池と雌池の2つの池があるのですが、その雄池はなんと池の水が飲めるのです!
山へ行くと、飲んでも問題なさそうな沢水や湧水がありますが、ここは”飲用可”と公式に発表されている水。
通常、池といえば、周囲から流れ込んできたいろんなものがたまり、濁っていたりするものですから、池の水が飲めるって何て神秘的なんだろう!ぜひ一度直接行ってみたい!とずっと前から思っていた場所です。
朝、登山準備をして、いざ出発!
すこし進むと・・・
登山道がせり出してきた笹で覆われている(^_^;)
もっと進むと・・・
それ以上だった 笑。
行くらなんでも、もうちょっと整備してほしいなーと感じつつ、まあ、それほど登山者いないルートなんだろうなーと。
この笹薮ルートを抜けると、広々と開放感のある双子山山頂に到着。
登山者もほとんどおらず、天気もよく、風もほどよく、なんて心地よい。
ここから、下ること約30分で双子池に到着。
まず見えてきたのは双子池ヒュッテ。
お、見えました!
双子池の雄池です!
近づいてみると、多少の土?みたいな沈殿物があったり、ゲンゴロウみたいの泳いでいますが、確かに綺麗な水。
手ですくって飲んでみました。
まあ、池の表面の水なので、すこし硬い味がしましたが、それでも池の水を直接飲めるのは新鮮!
山小屋のおじさんと会話したのですが、
「この池は実は地下から湧き出した湧水でできた池。年に2回、公的機関が水質調査が来て、飲用できる水となっている。池から流れ出る沢はないが水位が上下する、不思議な池だ。」
ぜひ、皆さんも、この神秘的な池を訪れてみてください(^_^)
⇒ 双子池ヒュッテのHPはこちは
http://www.geocities.jp/futagoikeoyaji/
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆