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先日、富士山に登ってきました。登山前に1泊、下山後に御殿場新五合目の駐車場で1泊車中泊しました。

御殿場新五合目。天気よく富士山が綺麗に見えました。

この車中泊は、事前に登山旅行の計画に入っていたもので、出発前に車中泊用の装備も車に積んでいました。

車内は、登山用品やら何やらで、結構荷物が多いです。

私は今までに何度も車中泊してきていますが、今回、自宅で普段使っている枕を積んできました。

非常にコンパクトに収納できる登山用の枕も持っているのですが、今回は使いませんでした。

そして、2泊した結果・・・

  

普段自宅で使っている枕がサイコー!ということがわかりました☆

 

個人的体感になりますが、睡眠に入るまでの時間が早かったです。特に、夜中に寝返りしたときに、いつもと感覚が変わらないため、違和感なく熟睡することができました。

登山用の空気を入れるタイプの枕は横幅がそれほど広くなく、寝返りして頭をごろっと回転したときにズレ落ちそうになったりします。

衣類を袋に入れた即席枕も過去試していますが、高さが出にくいこと、衣類のゴワゴワが感じやすく、いまいちです。

ソファーなどで使うクッションも枕として使ったことがありますが、やはり普段と寝心地が違い、横幅もそれほどないため、やはり寝ている時に違和感があります。

いろいろ試した結果、普段自宅で寝ている枕をそのまま車中泊に使用するのが、最も快適で自然に寝れるとわかりました。

 

車中泊は、自宅で寝ている環境と異なります。

車内は断熱材の入った家よりも気温変化幅が大きく、周囲の騒音もよく拾います。窓を開ければ虫が入り(ネットで対策可能、ただ周囲の騒音は良く入ってくるようになる)、布団も寝袋で自宅の布団より快適度は劣ります。

車内でも自宅のようにゆったり寝たいところです。あの巨大な自宅用の布団を車内に持ち込むのはかなり大変ですが、枕なら多少の積載余裕があれば可能で、たった1アイテム自宅から持ち込むだけで寝心地が大きく改善されます。

 

最近車中泊を始めたけど、なかなか寝付けない、いい枕はないか?と探している方は、ぜひ一度自宅用の枕を使ってみてください☆

 

P.S.

車外の騒音、車のライトが車内に入って起こされる対策に、アイマスクや耳栓もおすすめです☆

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

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雪山 クローズドセルマット

谷川岳の雪洞で宿泊

今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

雪山 テント泊 八ヶ岳

雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

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山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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