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山間部のキャンプ場にいる間、全く花粉症の症状が出なかったのですが、首都圏の自宅に帰宅後にいつものように症状がではじめました。その経験を踏まえ、もしかしらた首都圏の方が強い症状が出やすいのではないだろうか、と思って記事にしてみました。

花粉の発信源と思われる山間部のキャンプ場にいるのに症状が出ない

昨日、友人に誘われてデイキャンプしてきました。

 

今回はワンちゃんも参加です。

 

少しキャンプの内容からそれるのですが、関東は例年より多い花粉、私は外出時にマスクが手放せない状況です。

2018年都心のヒノキ花粉、昨シーズンの43倍 日本気象協会が速報

その花粉ですが、発信源は関東平野を取り囲む山間部と思われますが、今回私が訪れたキャンプ場は花粉飛散の発信源と思われる神奈川県相模原の道志川沿いにある青根キャンプ場です。

朝、自宅を出発し、約2時間以上かけてキャンプ場に着きました。

「きっとここは花粉が大いに違いない・・・」そう思い、ずっとマスクを着けていたのですが、しばらくして全く症状が出ていない事に気づいたのです。

昨日は晴れ時々曇りといった天候で、時折、砂埃が舞い上がるほど風が強かったです。(その状況が花粉が飛散しやすい状況なのか、そうでないのか、私にはわかりません。)

そして、夜に山間部から遠く離れた関東平野の中心に近い自宅に帰宅し、鼻水がではじめました。

妻も「ここだと反応するね」と言ったので、やはりそうなんだろう、と思いました。

 

郊外より首都圏の方が花粉症状が強い?

今まで花粉飛散時期に、山に出かけることが度々あったのですが、山間部を歩いているのに、それほど花粉症の症状がでなかった、という経験が何度かあります。

その度に、とても不思議な気持ちになったのですが、首都圏の地面の状況が大きく関係していると思っています。

 

山間部は、地面に土が露出しているため、木々から花粉が飛散しても、そのまま土に付着し吸収されていきます。

ところが、都市部は、コンクリートやアスファルトなど花粉を吸着しにくい素材で広く覆われています。そのため、新たに山間部から飛散してきた花粉だけでなく、過去に累々と飛散してきた花粉も地面に落ち着くことなく風や車の走行風などで浮遊し続けていて、それが首都圏の方が症状が強く出る原因なのではないか、と考えています。

そして、木々から飛び立ったばかりの花粉と比べ、古い花粉は変質していて、その影響も多少あるのではないか、と思ったりもしています。

インターネットで調べると、花粉が排ガスなどと付着することでより症状が悪化する、との内容も散見されます。

毎年、多くの人が悩まされる花粉症。
2017年3月に行った調査※1では、国民の約2人に1人が花粉症であることが分かっています。特に今、都会の花粉症患者が増加しています。
その原因のひとつがアジュバント物質にあります。
アジュバント物質とは花粉に付着することでアレルギー症状を、より悪化させる物質の総称。
都会の空気に多く含まれる排ガスやPM2.5がアジュバント物質であると言われています。
アジュバント物質は体内でアレルギーを引き起こす抗体の生成を促進させ、その結果、アレルギー症状を2倍にも悪化させます。[出典:ダイキン]

 

最後に

春の花粉飛散時期になると、症状がでて、郊外への外出も気が引けてくる、という方も多数おられるのではないか、と思いますが必ずしもそうとは限らないかもしれない、と今回のキャンプで実感しました。

空気が綺麗で、花粉症状も全く出ない、そんな可能性もあるかもしれないとうっすら思いつつ、そうでなかった時のためのマスク等の準備も整えて、ぜひ山のキャンプ場へ足を運んでみてください。

 

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

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雪山 クローズドセルマット

谷川岳の雪洞で宿泊

今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

雪山 テント泊 八ヶ岳

雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

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山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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