「車中泊した時、車内の室温と、車外の気温はどの程度差があるのだろう?」
以前から、素朴な疑問を持っていました。
今回、温度計を2津用意して測定してみました。
使用する温度計はRC-5 USB温度データーロガーです。
測定温度範囲:-30°C~+70°C;温度最小表示:0.1°C記録容量:32000ポイント(MAX)測定精度:±0.5 °C(-20℃~+40℃); ほか、+1 ℃
測定精度が±0.5 °Cなのですが、その範囲内で誤差はでます。
今回、9月末に南八ヶ岳登山のため、八ヶ岳PAで車中泊することになり、この機会を活用して温度測定しました。
車はエクストレイルです。後部座席をフルフラットにして、寝袋とマットを敷き、男2人で寝ます。
それだけでなく、車のリア側の窓はすべて車種専用のサンシェードを付けました。(サンシェードにより、多少の保温効果あるかもしれません)
当然ながら、就寝直後はまだ車内やエンジンが暖かいため、外と車内の温度差は大きいです。今回の実験では、車の保温力を見たかったため、温度測定は、就寝時と外気温の温度差が均衡し、起床時間でもある早朝にすることにしました。
1つの温度計は、車内のリア側の天井からぶら下げます。もう一つは、車外のフロント側のワイパーの上にそっと置いておきました。
セッティング後、寝袋に潜り込み就寝。
・・・そして、少し日が登り始めた5:40頃起床し、すぐに車内にぶら下げた温度計の表示を見ます。
RC-5の温度表示は、17.9℃でした。
次に、車外のRC-5を見に行きます。
車外の温度は、11.0℃でした。
温度差は 17.9℃ ー 11.0℃ = 6.9℃ になります。
もちろん、天候、車種、宿泊人数によって数値は異なるとは思うのですが、気温が約7℃暖かいとわかりました。
もっと車は保温力が低いと思っていたので、予想以上の測定結果となりました。
参考リンク